【ズッコケ人生を語る】
桜が咲いたと思いきや雪が降ったり、春なんだか何なんだかよく分からない感じで新生活スタート!した方もそうでない方もいかがお過ごしでしょう。さて、この頃の会社に入りたての時期や、クラス替え間もない頃というのはとかく緊張を余儀なくされる。そんな張り詰め感に一石を投じるのが「笑い」である。といってもおもしろ愉快な小咄をハイテンションで繰り広げて起こる的なものではなく、日々の中で偶発的に起こる愉快な事であったりばかばかしい出来事に他ならない。しかし、それが時に思いがけない破壊力をもたらすことがある。昨今のお笑い界は飽和状態にあると言われ、多岐にわたるジャンルの芸人たちを目にする中で、私はそういった古典的な「ずっこけ」系にどうにも弱い気がする。駅の自動改札にて。真面目で堅そうなサラリーマンが、改札開帳にしくじり、お腹を「ドゥフッ」と打ち、うろたえる姿は脅威的なおかしさがある。 しかしながら人の事ばかりも言ってられず、よくよく考えると、自分自身もだいぶずっこけ人間であることに気づく。店に行けば自動ドアに挟まれ、フローリングを歩けばつるりと転倒し、周囲の者を心配させる始末。そういえば自転車で坂を下っている時に、回転しながらこけた事もあったような。何やらこれは「空間認識能力」が乏しいのだとか。その為、ずっこけ人間はコケたりなんだりと痛みを伴う。これが「笑い」につながる瞬間こそ、ずっこけが勲章に変わる奇跡の誕生なのである。

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現実逃避でもしているのか、自分よ。


