Top > 2007年10月

息子と溶連菌と腸重積

息子の病気のはなし。


その日は兄弟2人で「溶連菌」に感染して保育園に行けず、実家に帰っていた。
3歳の息子、
お昼寝から覚めるやいなや腹痛を訴え、土曜日の夕方ぎりぎりで小児科を受診する。
腹痛を訴えてから診察を受けるまでに、家の玄関と病院の待合室で2度激しく嘔吐。
先生に症状を伝えると、下腹部の丁寧な触診後、40ccの浣腸をされる。


便を見た後、先生曰く、
「腸重積(ちょうじゅうせき)」の心配があったので浣腸して便の様子を見ましたが、
今の所症状がないようなので、多分大丈夫だろうと思いますが…
もしこの後また腹痛を訴えたり吐いたりするようなら、緊急で医者にかかって下さい。
腸重積だった場合は一晩が勝負です」と言われ、県北地域の当番医を教えてもらう。


息子のあまりに普段と違う様子と、想像もしてなかった病名。
「一晩が勝負」という言葉のどうしようもない恐怖感を抱きながら病院をあとに。
何もありませんように、何もありませんように、と祈りながら車を走らせる。
ここで仕事を終えて戻ってきたおばあちゃんに状況を説明していると
息子、またしても激しく嘔吐。
そしてみるみるうちに顔色が蒼白になり、唇からも血の気がなくなり、
名前を呼んでも、うつろに目を閉じてしまう。


え?このままじゃ死んじゃうよ!


一瞬にして色々な事が頭をかけめぐる。
県北地域では、夜間の当番医はいるものの小児科医がいるとは限らない…
宇都宮なら夜間でも必ず小児科の先生がいる。自分の車で戻るべきか…
でも時間が勝負って言ってたし、その間に何かあってもどうしようもない…
でも慣れてない医者に処置されたら命にかかわるか…
いや、小児科でなくてもまずはお医者様の手元にいた方が安心だ、そうだ…


20秒くらい考えて、とにかく救急車を呼んだ。
手が震えてる、って自分で分かる位、電話を持つ手がガタガタと震えた。


救急隊の人はとても親切だった。
そして状況を説明ながら病院に到着するまでの間に少し息子の顔色が戻ってきた。
その後、その日の当番医だった小児科でないお医者様に見てもらい、
「恐らく腸重積ではないだろう」という所見を頂き、
でもそれでも安心できなかったので、すぐさま自分の車で高速を走らせ宇都宮に戻り、
再度、夜間緊急の小児科の先生に見てもらう。
そこでも「腸重積ではないと思います」と言われて初めて少し安心する。


その後、家に戻って布団に入ると、ほんの一瞬でパタッと寝てしまい、
あんまりぐっすり眠るのがまた心配で、ずっと隣で寝顔を眺め朝を迎える。
…死ななくて良かった。
寝顔を見ながらとめどなく涙があふれてきた。


翌朝、起きるといつもの元気が戻っていた。
恐る恐るお粥を食べさせてみたけれど、昨日のように吐く様子はない。
その後ウンチを観察しても、血がまじってる様子もない。
ここでやっと安心する事ができ、腸重積にまつわる心配とお別れしました。


結局今回の一件は、溶連菌に感染してる所に重ねて胃腸の風邪のウィルスにやられた、
弱~い息子の、そんな症状だったようですが、本当に緊張する体験でした。
あれだけ恐れているひきつけよりも怖い。生まれてこのかた一番怖い体験でした。
「子供の病気のサインを軽んずるなかれ。」
今回の教訓です。
知識も必要、度胸も必要。そして判断力も、行動力も。
母さんしっかりせねばと、またまた肝に銘じた出来事でありました。
それと携帯電話と車の免許があって良かったと、今回つくづく思いました。
昔の人はそれらがない中で、計り知れないご苦労があったんでしょうね。


そして大事に至らなかった今となっては「救急車に乗れた」事が子供たちの
誇りになっているようで、大変得意気です。


なにごと経験ですね。人生も、子供の病気も。
参考までに今回また詳しくなった2個の病気について下記に紹介しておきます。


●腸重積なんて普通知らないですよね~。
http://www.jsps.gr.jp/05_disease/gi/intus.html

●そして溶連菌。これは昔のショウコウ熱。これもあなどれません。
http://baby.goo.ne.jp/member/ikuji/byoki/2/kenkou03_23.html

| パーマリンク | Akikoママ(7歳♀&4歳♂) | 2007.10.23 |

がんばって。

祖父が入院し、息子を連れて病院にお見舞いに
行きました。
初めて行った場所や、初めて会う人には多少慣れるまでに
時間がかかる、若干人見知りの息子。
入院中の祖父に、笑顔のひとつでも振りまいてくれたら
少しは元気になってくれるかと、「じいちゃんにあくしゅしてやって~」
と促してみると、やっぱり最初はどぎまぎ。
差し出した手に少しふれるだけで、すぐうつむいてしまう。
んーやっぱり、思うようにはいかないか・・・。

帰り間際に、「じいちゃんにがんばってって・・・」
すると息子は、小さい手に握りこぶしを作り
力強く腕を上下にし「がんばって~」

おー、わが息子。
母は感動だぞ!言葉と共に力強く上下に腕を振り応援する様は
じいちゃんへの気持ちを感じました。

まだまだ2歳。けどもう2歳。
少しは祖父に元気を与えてくれてことは間違いないだろうと
息子の少しの成長をかみ締めた瞬間でした。

| パーマリンク | | 2007.10.01 |

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