私事になりますが、先日実母を手術の後遺症で亡くしました。
自分の母親が死んでしまったという事実。
一緒に出かける事も、何か楽しい事があって電話する事も、
困った時に相談する事も、可愛がっていた孫と遊ばせてあげる事も、
もう絶対出来なくなってしまったという事実。
死んでしまったショックが少し薄れてきたら、
今度はこのなんともいえない重苦しい寂しさに苛まれています。
生きてれば大小様々な「どうしようもないこと」が
起こるものだと思いますが、
「大切な人との別れ(死)」というのが、
そのどうしようもないことの最たるものかもしれません。
どんなに嘆いても、死んだ原因を調べてみても、
絶対に元には戻らない。
道を歩くおばあちゃんも、テレビのCMも、
こどもの病院の待合室も、聞こえてくる何気ない雑談も、
身の回りには母を亡くした私を傷つけるもので溢れている。
そしてそんな私にはおかまいなしに世の中は動いていく。
そうして改めて思い知りました。
「受け入れるしかないんだ」という事を。
自分の努力ではどうにもならない事に遭遇した時、
そのまま受け入れるしかないんですよね。
受け入れてじっと耐えている内面から
何かが育まれていくのかもしれません。
笑っているあの人も、多くを語らないあの人も、
実はどうしようもない何かを受け入れているのかもしれないと、
優しい気持ちになるのです。
| | 2009.11.25 |
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