今日は訪問先の社長に誇り高き経営者としての姿を見させてもらいました。私の担当する土地柄(地方担当)が故、人事担当も直接社長様であることが多いため数々の経営者の方とお付き合いをさせて頂いているのですが、今日のある得意先での社長にはグラっときました。ごくごくビジネスシーンでは有り得る事柄で工事代金の折衝か何かで着手金に関しての前払いの電話やりとりなのですが相手先の条件が工事完了後の一括にして欲しいとのことで要求をされていました。ただその社長は自分のこれまでの仕事への自負と形ある多くの実績からその条件を譲ることなく信念を貫いていました。そしてそのやりとりの中で「そうは云っても商売だからね...」と言葉を含んだのです。これぞ経営者でありとても強く重たい一言だと...これが云えるか云えないかで会社の経営は大きく左右します。ビジネスの世界ではサラリーマンとして仕事を成す人と、経営者として仕事を成す人がいますがここが大きな違いだと感じました。もしかしたらリスクとして「じゃ今回はいいよ!」と商談が逃げてしまう一件だったかもしれません。しかし私は確かな実を得ることによってこそ確かな仕事ができることを知っている御方だと思ったのです。世の中はサラリーマンとして仕事を成す人のほうが圧倒的に多く、会社自体が目先の売上や契約に追われがちです。中にはサラリーマン社長で自分の在務期間中だけの業績に固執する方もいて、時間を置いては悲劇をみる企業の事例もあります。会社は存続していかなければ長くお客様に良い商品やサービスを提供し続けることは出来ません。ごく当たり前で未来永劫なる経営理論なのですが、昨今の過剰な程の価格競争や取引先による過度な要求によってそれはより一層の難色を示してきています。周りには時代に妥協し行く先の判断力を欠いている企業も存在します。そんな折、この社長の一言が日頃、悪戦奮闘する私にどれだけの勇気と自信をもたらしてくれたかと思うと勝手ながら感謝の気持ちでいっぱいになりました。
| 央*MatsuGM | 2005.09.06 |
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.visual.co.jp/cms/mt-tb.cgi/38
Copyright 1998-2005 VISUAL,Inc. All right reserved. 株式会社ビジュアル