以前、ホテルに勤めていました。最近になって頻繁に思い出される、その頃のできごとです。
職場の仲間で食事に出かけました。テーブルに設置してあったアンケートに取り組んだのは、暇つぶし。
「アンケートに答えてくださった方の中から抽選で○○をプレゼント」みたいなよくあるやつです。
職業を記入する欄があってみんな「会社員」と記入したなかで、ひとりだけ「レストランウエイター」。
その子はあまり目立たない子でした。要領も悪く、接客も下手で、「向いてない」感じの。
なんだそりゃ、職業と職種は違うのなんのと皆にワーワーからかわれていましたが、よくよく考えてみると
「おれはウェイターだど!」
という自己主張であるように私には思えてきて、それまでとは違った目でその子をみるようになりました。
それから数年、すぐに辞めそうだった彼は、ホテルを移ったものの今でもどっこいウェイターであるらしく、
そのことを伝え聞いてなぜかとても嬉しく思いつつ、アンケートの一件を思い出したという次第です。
「就職」と「就社」とは違う、なんていいますね。会社が先か、会社員が先か???
あなたの職業は?ととっさに聞かれたら、今の私は困ってしまうかも。会社員とは言いたくないけれど。
それは、私が「○○だど!」という誇りや自信に欠けているからなんだなあ、きっと。
だめだだめだ、しっかりしよう!
| | 2005.08.17 |
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